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国際教育展、来場者1万6千人
発信時間: 2008-10-19 | チャイナネット
(1)米デトロイト大学、会場で入学許可
 高校生の大学進学相談会として毎年開催されている2008年国際教育展が18日、北京市の中国国際貿易中心でスタートした。組織委員会がまとめた統計によると、同日の来場者は約1万6千人に達し、前年初日の6千~7千人を大きく上回った。北京市のほか、天津市、河北省、東北地域といった近隣の省・市からも来場者が訪れた。人民日報系の北京紙「京華時報」が伝えた。

 来場者数と比例するように、今年の出展団体の規模は過去最大となった。北京巡回展への参加国・地域は30を越え、参加校は650に達し、コロンビア大学や早稲田大学などの有名大学も参加した。高校生や家族の参加を促すために、今年はこれまでになく多くの大学やブースが抽選活動を行い、景品として外国語の教科書などを送った。

 ▽米デトロイト大学、会場で入学許可

 今年も米国が留学人気先トップだ。米国ブースでは「本日入学許可」を掲げたデトロイト大学のコーナーに最も人気が集まった。親に連れられて成績表などの資料を提出し、申し込みをする高校生の姿もみられた。

 同大学のアジアエリア事業担当の林啓達博士によると、これまでは中国での学生募集活動や相談会などは中国の仲介機関に委託していたが、あまり成果が上がらなかった。今年は林博士自ら中国の大都市を回り、優秀な学生を確保するために、その場で直ちに入学を受け付けられるようにしたという。林博士は今回、中国国内で学部学生20人を確保する予定だが、昨日だけで100人以上の応募があり、うち8人に入学を許可した。林博士は「予想を上回る応募があった。応募者の資料を再検討して、もう一度選考を行う」と話す。会場で入学を許可された学生はいずれも奨学金を取得する見込みという。
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