潜水テストの成功後、国家海洋局の劉賜貴局長はさっそく、ビデオを通じて試験クルーを慰問し、4回目の潜水で得られた成果を高く評価した。そして試験クルーは安全問題を大いに重視し、事後作業の順調な完了を確保し、4回の潜水成功による気の緩みを防がなければならないと述べた。
劉局長は「『蛟竜』号の一連の試験の最終目標は7000㍍の海底試験を終えることだ。5000㍍クラスの試験は7000㍍試験の重要な段階だ」「すべての試験隊員は来年の7000㍍試験を軸に考察、総括を進め、向上をはかり、真剣に研究し、早めに手を打ってほしい」と述べた。
「蛟竜」号を載せた「向陽紅09」は7月1日江蘇省江陰市の蘇南国際ふ頭を出航し、5000㍍クラス試験遂行のために、16日北東太平洋の試験海域に到着した。「蛟竜」号はそれぞれ北京時間21日、26日と28日3回の潜水試験を完了、最大の潜水深度は5188㍍に達した。
(新華網日本語=中国通信社)2011年7月31日