「大学受験の落ちこぼれが逆襲し、18歳のウクライナの美女を嫁にもらった」という報道がこのほど話題になっている。河北省のサラリーマン家庭で生まれた青年・梅愛偲さんは、2001年に大学受験に失敗しウクライナに留学し、その後に事業を起こした。彼は若干18歳の美人高校生と結婚し子どももおり、会社のCEOになり、3000平方メートルの土地を買い家まで建てている。
しかし、よく考えてみると、この1年あまり不安定なウクライナは本当に中国の「落ちこぼれ」の夢の地なのだろうか。
『環球時報』が今年団体でウクライナを訪問した際に最も感じたことは、国全体が希望と闘志を失っているということである。以前は多くの中国の商人がいたが、不安定になってから多くの人が離れ、そこにとどまるのは難しくなった。中国人留学生も多いが、現地の女性と結婚するケースは少ない。その原因は様々だが、言葉、文化、考え方、生活習慣などのギャップは避けることができない。物価は中国と比べ物にならないほど安く3000平方メートルの土地は安いが、あまり使えない。この報道の中で本当なのは、ウクライナは確かに美女の国だということである。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2014年12月12日