エジプトの公式メディア『中東通信』によると、エジプト国立博物館に収蔵されている破損したツタンカーメンの黄金のマスクの修復作業が10日に始まった。エジプトとドイツの専門家チームが共同で修復作業を行うという。
2015年1月、数社のメディアは、黄金のマスクのあごひげが外れ、近く開かれる展示会に向けてスタッフが不適切な材料であごひげをマスクにつけたことにより接着剤が残ったと報道。それだけでなく、スタッフがナイフで接着剤を顔から剥がそうとしたため、傷までついたという。しかし、エジプト国立博物館は当時、マスクの破損を否定していた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年10月12日