ここ数年、一部の職業に就く人は結婚相手を探すのが難しくなっている。たとえば、プログラマーは毎日パソコンに向かい深夜まで残業し、恋愛する時間と精力がない。中国人ネットユーザーが選んだ2015年「中国の独身者が多い職業トップ11」に、速達員、プログラマー、出稼ぎ労働者、料理人がランクインした。また、キャビンアテンダント、作家(詩人)、歌手(役者、モデル、司会者)、記者(編集者)、画家(書家)などの「誇りある」職業もランクインし、多くの人は意外に感じている。さらに、派手な職業として公務員が1位になったことが議論を引き起こした。
2016年公務員試験の申込者数は200万人に達したが、158の職業ポストは人気がない。ここ数年、中国の社会制度は透明化、公開化されており、公務員という職業は以前ほど魅力的ではなくなっている。数千元という給料で結婚相手を探すのは難しく、公務員を辞めて起業するというニュースもよく聞く。若者たちの公務員に対する憧れは親世代より低い。そのため、公務員が「中国の独身者が多い職業トップ11」の1位になったのも納得できる。