ブランド価値は会社にとって非常に重要である。価値のあるブランドは消費ニーズを促し、価格決定力も持っている。フォーブスはこのほど、2017年世界ブランド価値ランキングを発表した。アップルが1700億ドルでトップになり、中国企業からは華為(ファーウェイ)が唯一ランクインした。
アップルは7年連続でトップを維持。ブランド価値は2016年より10%上昇、同社の時価総額の21%(8060億ドル)に相当する。フォーブスは、アップルは前進の歩を緩めず、時代を画するスマートフォン発売10周年を迎え、今秋もiPhone 8をリリースし、期待を集める重大改革により科学技術界トップの同社は時価総額1兆ドルを超える最初の会社になる可能性があると評価した。
2位は1018億ドルのグーグル。2年連続の2位となる。過去2年にブランド価値は26%と23%上昇し、アップルとの差を縮めている。同社はAndroid、Chrome、Gmail、Google Play Store、地図、検索、YouTubeの7大商品と多くの新技術の開発で世界の数十億人の生活に影響を与えている。
3位から5位はマイクロソフト(870億ドル、16%上昇)、Facebook(735億ドル、40%上昇)、コカ・コーラ(564億ドル、4%低下)。