米紙『ワールド・ジャーナル』によると、ニューヨークのブルックリンのグルメストリートには多くの中国グルメがある。その中でも「Jianbing(煎餅)」という名前のテナントは非常に人気がある。販売するのは中国の「煎餅」や「巻餅」だが、作っているのは西洋顔の人である。米国の青年が作る「山東煎餅」はネットで話題を呼んだ。
「Jianbing」の創始者の1人であるルーベン・ショーサーさんはプリンストン大学経済学部を卒業した今年25歳。彼は中国で留学、仕事していた時に朝食によく煎餅を食べていた。帰国後に懐かしくなり、友人のタダシ・イナガキさんと「Jianbing」という名前のテナントをオープンしたという。
2人はプリンストン大学を卒業後にIT企業に就職し、収入も安定していた。グルメ好きである2人は、この普通の食べ物をより多くの人に伝えたいと思い煎餅の店を始めることにした。まず、本格的で米国人の口にも合う煎餅を作るために1年間テストを行った。