オランダ、ハイテクで世界2位の食品輸出国に

オランダ、ハイテクで世界2位の食品輸出国に。イギリスの『デイリー・メール』の9月7日の報道によると、ナショナルジオグラフィック誌はこのほど、オランダが国土面積が小さいのに米国に次いで世界2番目の食品輸出国である理由を探った…

タグ:オランダ 食品 輸出国

発信時間:2017-09-11 15:35:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 イギリスの『デイリー・メール』の9月7日の報道によると、ナショナルジオグラフィック誌はこのほど、オランダが国土面積が小さいのに米国に次いで世界2番目の食品輸出国である理由を探った。それは、オランダが革新的な農業技術を持ち、激増する全世界の人口をハイテクで養うことを目的としているためである。

 

 このハイテクには無人運転のトラクター、4軸無人機、温室などがある。ハイテクによる生産量増加は20年前に始まった。当時、オランダは持続可能な農業を発展させ、限られた資源でより多くの食品を生産することを承諾した。これを受け、多くの農民が水への依存を減らし、化学農薬の使用をやめ、畜産業者も抗生物質の使用を減らした。

 

 オランダの半分以上の土地の地下に地熱貯水槽があり、そこで発生するエネルギーで室温を最も良い状態に保つことができる。オランダの種子生産量も上位にあり、2016年の種子の輸出額は17億ドルだった。

 

 オランダの農業の大発展を後押ししたのは、ワーゲニンゲン大学・研究センターである。動植物科学院のエルンスト・ヴァン・デン・エンデ院長は、「科学と市場をつなげることで、未来の試練に対応していける」と話す。

 

 第二次世界大戦末期、オランダは飢餓に陥っていた。ワーゲニンゲン大学のルディ・ラビンゲ教授は、オランダの研究機関を「オランダだけでなく、世界のための大学」にすることを提案した。この変化は学生の出身地にも表れており、海外からの学生は45%を占める。学生の多くが卒業後にアフリカ、ラテンアフリカ、アジアの各農業部門に就職するという。

 

 大学だけでなく、オランダの民間企業も農民の能力強化を支援している。




 「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月11日




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