北京交通大学の学生寮の入り口で9月20日午前、「学園の美女シェア」活動が突然行われた。北京交通大学は18時頃、この活動は学校のどの部門の許可も取得していないとコメント。
写真を見ると、校外の学生寮エリアに白のシャツにチェックのスカートという格好をした15人の「学園の美女」が「「学園の美女シェア所」に並んで立っている。参加者はQRコードを読み取るなどの操作を行い、彼女たちと5分間の恋愛が楽しめるという。
このことはインターネットで議論され、「このようなシェアはちょっと違う」、「学校がこのような活動を行えば悪影響を与える」などの書き込みがされた。
大学生もインターネットで「学校がこのようなことをすべきではない」という意見を示した。目撃者によると、現場に人は少なく、多くの人が主催者の知り合いだった。活動は正午12時に始まり、昼食をとり終えて12時半に通った時はほとんど人がいなかったという。事情を知るある人は、「この活動は大学が主催したものではなく、某アプリのPR活動。女子学生は同校の学生ではなく、外から連れてきた人たちで、男子学生も雇った人たちだった。メインキャンパスの教学エリアではなく、校外の寮エリアで行われた」と明かした。
同日18時頃、北京交通大学は公式ミニブログで「調査したところ、本日、北京芸偉徳文化伝媒有限責任公司は学校のどの部門の許可も得ず、寮管理人の勝手な許可だけで、校外の学生寮エリアで『学園の花』という活動を行い、社会から注目を集めた。同校の教員・学生も強く憤慨している。学校は発見後すぐに活動をやめさせた。同校はこのような活動に断固反対し、さらなる事実確認を行い、関係者を厳格に処分し、法に則り主催者に対して責任を追及する」とコメントした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年9月21日