コーカサスとアジアでは男の子が好まれ、中絶の数が増加している。アルメニアは世界で3番目に中絶率が高い国である。出生率が低下し、この状況は続いている。2010年のアルメニアのデータをみると、男女比の不均衡であることがわかる。100人の女の子に対し、男の子は115~120人だった。この状況を緩和するため、国連人口基金は2011年に性別選択に関するPR活動を実施し、2017年にグローバルプランを始動した。アルメニア政府は人口基金会のこの活動を支持し、成果も現れ、2014年のアルメニアの新生児は女の子100人に対し男の子114人に、17年には100:110になった。エレバンのセヴァン医療センターの責任者HrachyaKhalafyan博士はアルメニアの男女比不均衡問題について知った時、非常に驚いた。