アルメニアのガバル東部で数回の流産を経験した女性によると、学校ではクラスの男子は女子の2倍いる。ここで生まれる子供は女の子100人に対し男の子が120人だという。2人の女の子を持つこの女性は、「娘たちは弟を欲しがっており、私たち夫婦も息子が欲しいと思っている」と話す。これが彼女が数回の中絶を経験した理由である。詳細を聞くと、彼女は気を落としたような様子で「また妊娠して女の子だったら…」と話した。彼女はまた中絶するか決めていないが、首都エレバンの医師がサポートしてくれるという。しかし、性別を選ぶことはアルメニアでは2016年から認められていない。