韓国聯合ニュースの4月17日の報道によると、韓国小売大手の新世界百貨店傘下の大型ディスカウントチェーン店E-Martは同日、スマートショッピングカートを試験導入し、オフライン販売ルートの競争力確保を目指すと発表した。
E-Martは、2台の自動ショッピングカート「eli」をソウル南東部の河南(ハナム)にある倉庫式スーパーTradersに4日間展示する。ショッピングカートは自動で客の後をついて行き、商品選びをサポートする。クレジットカードまたは新世界百貨店のアプリで直接決済でき、ショッピングカートは会計済みの商品の重さとカート内の商品の重さを見ながらカート内の商品を全て決済するかを判断する。
新世界百貨店の鄭溶鎮副会長は、「先端技術を用いたこのショッピングカートは客のショッピング体験を改善できる。また、E-Martは2014年12月に設立した内部デジタル技術研究実験室S-Labの後押しで発展し、同実験室は各種の実験を行い、新技術を小売業に導入する」と話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2018年4月18日