国連の生物多様性条約第15回締約国会議(COP15)の第一段階会議が11日午後3時から雲南省昆明市で始まります。習近平国家主席は12日、ビデオ形式で首脳会議に出席し、基調演説を行う予定です。また、会期中にハイレベル会議、エコ文明フォーラムなどのイベントが行われ、15日に閉幕式が開催される予定です。
中国科学院昆明植物所扶荔宮は会場外の屋外テーマ展示エリアと生物多様性体験パークとして、生物多様性に関するモニタリングや資源収集と保存、科学技術を駆使した大型の遺伝資源バンクの建設など、生物多様性保護の面で成果を収めました。リノベーションされた扶荔宮の温室群だけでも、特色ある植物2500種以上が栽培展示され、「植物王国」の魅力を十分に表しています。(雲、浅野)
「中国国際放送局 日本語版」より 2021年10月11日