中国国家農村振興局によると、各方面の共同の努力により、2022年には貧困脱却の難関攻略の成果がさらに突き固められ拡大発展し、大規模な再貧困化が発生しないという最低ラインがしっかりと守られ、全国の貧困を脱却した人の平均純収入が前年比14.3%増の1万4342元(1元は約19.2円)に達し、貧困脱却の基礎がさらに安定して強固なものになった。
雇用・産業による貧困者措置がさらに効果を上げ、貧困脱却人口の収入が急速に増加した。22年の貧困を脱却した県の農民の平均可処分所得および貧困脱却人口の平均純収入の増加率は、全国の農民の平均レベルを上回った。
雇用については、各地域・各関連当局は引き続き、貧困脱却人口を組織・動員して出稼ぎに送り出すことと地元や近場での雇用を促進することの2方向の取り組みに力を入れた。
産業については、貧困脱却地区の特色ある産業の発展に向けた取り組みを行ない、中央政府財政の農村振興推進関連の補助金の55%以上を貧困者を支援する産業の発展サポートに充て、こうした産業の特色に合わせた保険のカバー率が70%に達するよう主導した。
「人民網日本語版」より 2023年1月26日