国家統計局が10日に発表したデータによると、中国の6月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比0.2%上昇で、5カ月連続で上昇を維持した。生産者物価指数(PPI)は同0.8%低下で、下げ幅が前月より0.6ポイント縮小した。
国家発展改革委員会価格観測センター分析予測所の張学武所長は、「上半期のCPIは前年同期比0.1%上昇で、うち第2四半期は0.3%上昇し、伸び率で第1四半期を0.3ポイント上回った。上半期のPPIは前年同期比2.1%低下で、下げ幅が年初の2.5%から6月の0.8%へと大幅に縮小した。うち第2四半期は1.6%低下で、第1四半期より1.1ポイント縮小した」と述べた。
国家統計局都市司の董莉娟首席統計官は、「6月の消費市場の供給は全体的に十分で、全国のCPIは前月比で季節的に低下し、前年同月比で上昇を維持した。食品及びエネルギー価格を除くコアCPIは前年同月比で0.6%上昇し、前月と同じ伸び率で緩やかな上昇を維持した」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年7月11日