2012年、日本は一層の動揺期に入る

2012年、日本は一層の動揺期に入る。 2012年に入ってもなお日本は地震、津波、原発事故の暗い影から抜け出せずにいる。統治能力の欠落と手の打ちようのない経済のため、日本は喪失の中、模索を続けている…

タグ: 日本,民主党,米国,草食化,日本企業,原発事故,消費税

発信時間: 2012-01-06 15:40:30 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

■草食化した日本企業

家電、自動車産業だけを見ると、日本企業はここ数年来、世界を驚かせる新製品を開発していない。攻めの姿勢を失った企業が余りにも多い。日本では若者に続き、企業も「草食化」しているのだ。同一分野に事業内容がほぼ同じの企業が数社または10数社あり、いざこざなく共存し、国内市場の共有を維持しているのがその特徴だ。海外でも日本企業特有の行動パターンに従い日本企業間の均衡を維持し、現地の状況への観察や理解に欠く。こうした問題を特に反映しているのが、日本の家電・自動車企業のここ数年の中国における状況だ。

「ゼロ成長」に適応するのか、それとも新たな成長軸を追求するのか。草食化した日本企業にとっては、ゼロ成長を確保しただけでもマイナス成長と比べれば大きな進歩だ。そのため革新的製品の開発や企業経営体制の革新などは大幅に鈍化し始めている。

一方、精密部品の生産、新材料の開発、省エネ、環境保護、新エネルギー、医療などの分野では、日本企業は依然世界の先端にある。

草食動物が数では肉食動物を常に大きく上回るように、草食化によって数多くの日本企業が国際競争の中で生きていけるようになった。ただ日本企業を中心とする新製品、新経営モデルの出現を、世界はもう期待できないだけだ。

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