香港特別行政区の行政長官選挙は16日午後5時、2週間の立候補届出期間が終了した。立候補者6人中、有効な届出は曽蔭権氏のみで、「行政長官選挙条例」第23条と第28条の規定により、曽氏の当選が確定した。温家宝総理は21日の国務院全体会議で、曾蔭権氏を香港特別行政区行政長官に任命した。曾蔭権氏はこの日に香港特別行政区行政長官に就任し、任期は2007年の6月30日までとなっている。