国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
優位性のある良好な体制を備えた区域
優位性のある投資政策と良好な法的環境を備えた区域
国際慣行・ルールに合致し、対外開放度が高い区域
基盤施設が先進的で、サポートシステムが健全な区域
発展の潜在力が大きく、地位的優位性が顕著な区域
資金・技術集約型企業が中核となり、ハイテク産業が相当の比重を占める区域
経済発展が最も速い区域
開発区外資系企業関連の税制一覧
類型の異なる「開発区」
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煙台経済技術開発区
 

概況

 煙台経済技術開発区は1984年に国務院が初めて認可した14の国家クラスの経済技術開発区の1つであり、1985年3月に建設が始まった。計画面積は36平方キロで、2001年末までに当初計画の20平方キロのうち16平方キロが完成。

 

地理的位置

 北緯37度32分、東経121度14分。山東半島に位置し黄海に面している。北は海を隔てて北京や大連に臨み、南は上海や青島と陸路でつながり、東は韓国や日本と一衣帯水の地にある。北部に10キロ続く防風林が整備された金沙海岸は、1993年10月に省のリゾート地に指定された。

气候

 冬に酷寒がない、夏に酷暑もない、年間平均気温は12.9℃であり、年間平均降雨量は737ミリぐらいであり、無霜期間は200日間ぐらい。

交通

 煙台港は山東半島、芝罘湾内に位置し、国の海上輸送の中枢港と国内の沿海地域の主要な対外開放港であり、中国で現在施工中の同江から三亜迄の沿海地帯の北から南へのルートの主要な接点にある。現在、バースが31ヶ所あり、そのうち、1万トン以上の深水バースが15ヶ所で、年間貨物取扱量は1600万トン以上で、そのうち、コンテナー輸送量は11万TEU。 貨物船が世界の70余カ国及び地域の100余りの港と往来しており、現在、煙台からはすでに日本、アメリカ、カナダ、韓国、香港、シンガポールへの定期コンテナー便が開通している。 煙台域内にある藍(村)―――煙(台)鉄道は国内の主要幹線とつながっており、列車で直接北京、上海、西安、徐州、チャムス、石家荘、済南、青島等の都市まで行ける。煙台空港は既に4D級の基準に達し、海外からのフライト便に開放された国際空港となっている。北京、上海、広州、瀋陽、ハルビン、深圳、大連、西安、アモイ、武漢、天津、温州、成都、ウルムチ等の全国大中都市への20余の空のルートがあると同時に、直接に韓国に到達できる国際航空ルートと香港などへの地域的な航空ルートも開通している。

 関連施設

 開発区は独自の給水システムを擁しており、給水能力は1日平均20万立方メートル。電力供給では華東電力ネットと接続されているため、供給に余力がある。110KV変電所と35KV変電所が4基建設されているほか、220KV変電所を現在建設中。区内では、セントラルヒーティング・システムを採用。1時間に360トンの熱源を供給できる熱電工場が東西2カ所に建設されている。石炭ガスの計画供給量は1日平均14万5000立方メートル、現在は同2万立方メートル。天然ガス供給能力は同2万立方メートルで、第2期工事完成後は同5万立方メートルに増大する。

基幹産業

 機械電機、自動車・部品、エレクトロニクス情報、化繊・紡績、食品加工、精密化学工業、バイオ製薬など。自動車部品・ショベル・電子ラスターなどをはじめ、第3世代移動通信機器で全国最大の製造拠点である。

主要外資系企業

 GE(ゼネラル・エレクトリック)、大宇、LG、日本電装、旭化成など。

公式サイト

www.yeda.gov.cn

「チャイナネット」2004年1月

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