この数十年来発展を続けてきた経済技術開発区では、基盤施設が絶えず完備されてきた。この面の投資額は1000億元に達する見通しで、市場経済の発展の必要性に合致し、国際レベルに近いソフト・ハード環境がすでに整備された。一括サービスシステムが各開発区に構築されたほか、一部の開発区はISO14000認証を取得し、国の区域的環境保護モデル区に指定されている。開発区の法制度もほぼ整備され、各種サービス・社会機能も益々完備されつつある。
21世紀に入って開発区は、情報・市場・法規・関連設備・物流・資金・人材・技術・サービスを重視する新たな理念と、21世紀の中国経済の新たなプラットフォームを確立する方針を打ち出した。多くの開発区はこの方向に向け、自己のホームページを開設し、インターネットと接続し、ブロードバンドLAN(域内情報通信網)を整備するとともに、電子業務を開始するなどの努力を重ねている。金融と現代物流の発展、第3次産業の強化、人文環境の最適化と自然資源の保護が、開発区がさらに取り組む重要な目標である。開発区はより高いレベル、世界と全面的にリンクされた投資面でのソフト、ハード環境を現在整備中、またすでに整備し終えている。
「チャイナネット」2004年1月