国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
優位性のある良好な体制を備えた区域
優位性のある投資政策と良好な法的環境を備えた区域
国際慣行・ルールに合致し、対外開放度が高い区域
基盤施設が先進的で、サポートシステムが健全な区域
発展の潜在力が大きく、地位的優位性が顕著な区域
資金・技術集約型企業が中核となり、ハイテク産業が相当の比重を占める区域
経済発展が最も速い区域
開発区外資系企業関連の税制一覧
類型の異なる「開発区」
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ハルビン経済技術開発区
 

概況

 ハルビン経済技術開発区は1991年6月に中国共産党黒龍江省委員会、黒龍江省政府の認可を得て開設された。1993年4月に国務院の認可を得て国家クラスの開発区に昇格。

 

地理的位置

 迎賓路集中区はハルビン市の西部に位置している。同区は北の哈双北線から南は迎賓路まで、西は計画中の第4条環状線に至り、市区と空港を結ぶ高速道路が集中区を通っている。迎賓路集中区は鉄道や道路、航空、海運など交通の要衝。

气候

 温帯大陸性モンスーン地帯に属する。年平均気温は3.6℃で、相対湿度は61%。最も暑い月の平均気温は22.8℃、最も寒い月の平均気温は-19.4℃、年平均降雨量は22.3mm、年間日照時間は2512時間。1年を通じて主要な風向きは南風で、四季の違いが鮮明でしのぎやすく、日照、降水ともに充足している。風や雨、雪などによる自然災害は少ない。

交通

 国際、国内幹線鉄道がハルビンで交差している。1997年に国内初の鉄道貨物税関、国内唯一の内陸部の1類税関が開設され、輸出申告や検査などの手続きが直接できるようになった。自動車道は7本が放射線状に全国各地に向け延びている。 松花江水系の中心に位置するハルビン港は国内8大河川港の1つで、ロシア4都市との間で航行しているほか、日本や朝鮮半島、東南アジア各港とも結ばれている。 国際、国内航空線合わせて58路線が開設されており、カーゴ業務は100数カ国・地域の約200の空港と提携関係にある。迎賓路集中区は太平国際空港と市の中心部に位置し、交通は極めて至便。

 関連施設

 全市で公共浄水場は7カ所ある。水源は充足し、水質も良好で、年間給水量は3億6000万トン。集中区は市の第3浄水場から給水を受けているほか、区内にも6万トンの給水加圧ステーションがある。生活・生産用水は24時間供給可能で、飲料水は国の基準を満たしている。 全市の発電設備容量は156万1000キロワットアワー。区内の電力使用は市区の電力ネットと結ばれているため、電力量は充足し、電圧も安定しており、各種企業の需要を満たすことができる。 熱供給ではセントラルヒーティング(ガスも含む)を実施している。熱源工場が1カ所あり、40T熱水ボイラー5基、20T蒸気ボイラー4基を擁しており、熱供給能力は261MW。 雨水・汚水排出分離排出システムを採用している。雨水は排出流域にある副幹線パイプで収集したのち、主幹線パイプで何家溝に排出。汚水は処理場を通じて何家溝に排出している。

基幹産業

 自動車、食品・飲料、製薬、不動産、飲食関連、金融、商業・貿易、電信、インキュベーターなど。

公式サイト

 www.kaifaqu.com.cn

「チャイナネット」2004年1月

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