国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
優位性のある良好な体制を備えた区域
優位性のある投資政策と良好な法的環境を備えた区域
国際慣行・ルールに合致し、対外開放度が高い区域
基盤施設が先進的で、サポートシステムが健全な区域
発展の潜在力が大きく、地位的優位性が顕著な区域
資金・技術集約型企業が中核となり、ハイテク産業が相当の比重を占める区域
経済発展が最も速い区域
開発区外資系企業関連の税制一覧
類型の異なる「開発区」
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蘇州工業パーク
 

概況

 蘇州工業パークは中国・シンガポール両国政府間の重要協力プロジェクトで、中国と海外との経済技術互恵協力の新しいモデルとなっている。1994年5月12日蘇州工業パークが発足した。

 

地理的位置

 蘇州、世界的に著名な歴史文化名城で、上海に隣接しており浦東開発の影響を受けて、中国東部沿海地方の先進都市の一つとして、中国の豊かな省、江蘇省内で最も影響力のある工業中心地となった。

气候

 亜熱帯モンスーン気候に属し、四季の違いがはっきりとしている。年間の平均気温は15.8℃で、無霜期間は230日。

交通

 蘇州工業園区は周辺の便利な高速道路、鉄道、水路と航空 ネットワークを活用して、国内と世界の各主要都市とリンクしている。

 関連施設

 蘇州工業パークはハイレベルのインフラ施設を建設している。12平方キロのエリア内では道路、電力、上水、 ガス、スチーム、雨水、廃水の排出、通信、ケーブルテレビ と整地等、「九通一平」のインフラ整備を既に完成している。第二期、第三期のインフラ建設も全面的に推し進められている。 インフラネットワークと道路の骨組みも基本的に完成している。蘇州工業パークは二回線電力ネットワーク、全ケーブルシス テムと先進的な管理によってユーザーに安定且つ信頼性のある電力供給を確保している。国際的に著名な吉宝工程会社( Keppel Engineering)が開発した190トン/時間の規模の集中スチーム供給システムがある。現在の供給能力は4万立方メートル、1万3千Kcalで、進出企業のガス及びその他の工業用ガスの需要を確保するために、2003年末には西部の天然ガスを東部へ導入するプロジェク トを通じて天然ガスを利用することになっている。蘇州工業パークの水処理は湖の中心部の水を水源として使い、給水の水質は中国の国家基準とWHO(1993)飲用水基準を満たすものとなっている。現在給水能力は15万立方メートル/日、最終60万立方メートル/日の能力に達する予定。蘇州工業パークは雨水と廃水の分流処理システムを採用している。パーク内の下水処理工場は現在10万トン/日の処理能力があり、最終的には50万トン/日の処理能力を持つ見込みである。完成した通信ネットワークは国際電話、インターネットアクセス携帯電話、ポケットベル、国内主要都市間のテレビ会議、ファックス、ISDN、LAN、ADSLなどの公衆 データネットワーク通信業務及びDDNデジタルデータ回線などの業務を提供することができる。

基幹産業

 電子情報産業、バイオ医薬、新材料

主要外資系企業

 日立、富士通、サムスン、シーメンス、ノキア、フィリップス、住友、アルカテルなど。 

公式サイト

 www.sipac.gov.cn

「チャイナネット」2004年1月

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