国家クラス経済技術開発区の設立と発展
国家クラス経済技術開発区の強みと特徴
優位性のある良好な体制を備えた区域
優位性のある投資政策と良好な法的環境を備えた区域
国際慣行・ルールに合致し、対外開放度が高い区域
基盤施設が先進的で、サポートシステムが健全な区域
発展の潜在力が大きく、地位的優位性が顕著な区域
資金・技術集約型企業が中核となり、ハイテク産業が相当の比重を占める区域
経済発展が最も速い区域
開発区外資系企業関連の税制一覧
類型の異なる「開発区」
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石河子経済技術開発区
 

概況

 石河子経済技術開発区は国内最西端の国家クラスの開発区で、ユーラシア大陸横断鉄道沿いの国々を視野に入れた国内唯一の輸出型の開発区でもあり、唯一の「中国・中央アジア5カ国経済貿易協力フォーラム」が設置されている。開発区は1992年12月に設立され、2000年4月24日に国務院の認可を得て国家クラスの開発区に昇格した。計画面積は116.1平方キロ。

 

地理的位置

 石河子開拓区(新疆兵団農八師、石河子市を含む)は天山北麓の中段に位置している。水資源は河川、泉を含め非常に豊富。瑪納斯河や寧家河、金溝河、大南溝河、巴音溝河の5本の河川が流れ、年間流量は15億3000万立方メートル、地下水は3億立方メートルの汲み上げが可能。

气候

 温帯大陸性気候に属する。冬は長くしかも厳寒で、夏は短く酷暑。年平均気温は7.5~8.2℃、日照時間は2318~2732時間、無霜期間は147~191日。年間降雨量は180~270㎜、年間蒸発量は1000~1500mm。

交通

 石河子市は区都のウルムチから150キロ、アラ峠の通商地点からは330キロ。北疆鉄道と国道312号線、奎屯市を結ぶ自動車道が開発区の南北を縦断している。石河子駅は市区の南端にあり、敷地面積は35万6124平方メートル、年間計画貨物取扱量は24万4693トンで、1999年の発送貨物量は31万2629トン。農業用飛行場が開発区の東端にある。開拓区の交通網は石河子を中心に41本の道路が各農牧場に通じており、1999年時点で貨物輸送回転量は1キロあたり5億4700万トン、旅客輸送回転量は同4億6500万人。石河子には空港も建設されている。

 関連施設

 西部で唯一、国連から「人間居住環境改善最優秀モデル賞」を授与された都市に設立した開発区であり、国の第10次5カ年計画(2001~2005年)の重点科学技術の開発地区、自治区や新疆生産建設兵団が優先的に発展させていく地域でもある。1999年時点の発電設備容量は19万150キロワットで、うち火力発電は13万3100キロワット、水力発電が5万7050キロワット。電力供給量は同8万3918キロワットアワーで、使用量は6万4502キロワットアワー。LNG(液化石油ガス)の総供給量は4050トン。浄水場の生産能力は日間21万8000トンで、開拓区の年間給水量は4180万トン。工業排水量は2148万トンで、処理量は1245万トン、処理回収量は928万トン。生活汚水排出量は3400万トンで、処理量は1100万トン。

基幹産業

 食品加工、飲料、プラスチック、紡織、節水器材、飼料、建材など。

主要外資系企業

 三井グループなど。

公式サイト

 www.kfq.xjshz.com

「チャイナネット」2004年1月

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