地理的位置 厦門は東中国海の沿海地帯に位置し、台湾省と海を隔てて向かい合っており、中国大陸から東南アジアとオセアニアに通じる海上距離が最も短い地域の一つであり、中国の南東沿海地域の対外往来の重要な窓口、基地でもある。 海滄は厦門・漳州・福建南部ゴールデン・デルタ地域の突き出た部分に位置し、厦門島と海を隔てて向かい合っている。 气候 亜熱帯海洋モンスーン気候に属し、年間平均気温は21℃、最高月間平均気温は28.5℃、最低月間平均気温は12.5℃、ごく少数の日数は最低気温が2℃、ごく少数の日数は最高気温が38.5℃、年平均日照時間は2233.5時間、年平均降水量は1143.5ミリ。 交通 厦門港は中国の十大港湾の1つであり、40余カ国・地域の60以上の港湾と通航しており、アメリカ、ドイツ、ベルギー、イギリス、オランダ、日本、東南アジア、韓国、台湾省の高雄、香港などに通じる航路がある。 厦門高崎国際空港はすでに国内国際航空ルートを52本も切り開いている。そのうち、国際航空ルートにはシンガポール、クアラルンプール、マニラ、ジャカルタ、大阪などへのルートがあり、空港からのフライト便は毎週約380便。 海滄台湾業者投資区内には全国の交通ネットワークとつながっている鉄道と319国道があり、すでに完工した86キロのA級道路と都市の主要な幹線道路は区外の福州=厦門=漳州高速道路、324国道とつながっている。海滄港湾区は厦門のコンテナー・バースの重要な建設基地であり、5万トン級のコンテナー・バース、2万トン級の雑貨バース、10万トン級の埠頭、3.5万トン級の石炭埠頭が完成している。このほか、コンテナー、建材、汎用化学工業製品埠頭など4カ所の5万トン級バースが建設されている。海滄港湾区のコンテナー・バースではアメリカの西海岸、地中海、日本、マニラ、韓国、香港と台湾省などへの航路が開通している。 関連施設 海滄台湾業者投資区内では日間供水8万トンの浄水場が1カ所完成し、給水パイプライン・ネットワークが20キロ敷設され、建設企画中の馬鑾浄水場は給水量が40万トンに達する。 投資区内の電力設備容量は300万キロワット、そのうち、嵩嶼発電所の60万キロワット・ユニットは商業的運営に入っており、区内には220KV、110KVの変電所が5カ所新規建設され、電気の供給は非常に安定している。 汚水処理の面では、海滄汚水処理システム第一期工事である日間汚水処理10万トンの汚水処理場が1999年に完成し、使用に供されており、長期企画によれば40万トンの日間汚水処理能力が形成されることになる。 基幹産業 感光材料、化学繊維、機械・電子、建材など。 主要外資系企業 イーストマン・コダック、GEなど。 公式サイト www.haicang.com 「チャイナネット」2004年1月 |