農業部が主催した2007年農産物販促イベントの記者会見によると、中国の農産物の海外市場への進出をバックアップするため、今年、農業部は次の5つの大がかりな販促イベントをアレンジすることになっている。
1. 海外の展覧会に参加し、海外市場において展覧会を催す。統一的なチームをつくって、ドイツ有機食品展覧会、ドイツベルリングリーンウィーク、ドイツケルン食品・飲料博覧会、イタリア果物・野菜博覧会、日本国際食品飲料博覧会、日本漁業博覧会、アメリカ漁業博覧会、ベルギー漁業博覧会、アメリカ良質食品・菓子類展覧会、ロシア「中国年」国家農業展覧会など10の大がかりな国際的農業展覧会に参加する。同時に、多様なルートを通じて資金を調達し、東南アジア、中央アジア及び中東地域で農業展示推薦会を催し、海外市場のさらなる拡大を目指す。
2. 国際的著名ブランドとなる中国の展覧会を育て上げる。「中国国際農産物取引会」、「中国国際漁業博覧会」など国際市場で影響力のある農産物展示・取引会のレベルアップに力をいれ、大がかりな国際農産物展示会のブランド効果をさらに発揮させる。
3. 農産物の生産及び販売を強化する。良質果物取引博覧会、トウモロコシの生産販売一本化、良質米博覧会など専門の農産物の販促イベントをサポートする。
4. 特色のある地方展示会を催す。珠江デルタ農業副産物取引会、河南鄭州農業博覧会、湖南農業博覧会、蘭州ユリ推薦会など地方で影響力のある地方的な農産物展示会をサポートし、特色のある農業の発展を促し、地方の経済を発展させる。
5. 農産物の販促ネットワークを構築する。中国農業のインターネットを通じての展示会を引き続き催し、「インターネットにおける販促月間」などのイベントを催し、新たな農産物の販促運営モードを模索する。
「チャイナネット」2007年3月26日