準備作業は「順調かつ整然」と進んでおり、すべては「間に合う」ようだ。
4年前、北京オリンピック組織委員会(BOC)の王偉・執行副主席兼秘書長は国際オリンピック委員会(IOC)への報告で、各方面の強力な支持を得て、BOCの作業は「順調かつ整然」としていると語った。すでに開幕までわずか1年となったが、準備作業に対しては依然、こうした感じがあるようだ。
王副主席は「五輪の準備作業は、各地方政府も非常に重視し、全人民及び社会各界も強力に支持している」と強調。北京市政府は工事建設指揮部と環境整備指揮部、五輪立法協調グループを相次いで設立した。施設の建設や環境の整備、競技に関する運営方法の検討を専門に担う部署だ。また、市民や社会各界はオリンピック市場の開発、エンブレムやスローガン、マスコット、聖火リレー、テーマソングの募集などに積極的に参加しており、王副主席は「社会全体に積極的かつ秩序だって参加する雰囲気ができた」と語った。
写真:北京五輪メインスタジアムである「鳥の巣」の完成イメージ図