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100年以上の歴史を持つ滇茶の交易市場――大理古城
考察隊全員のサイン入り特製記念茶餅

 茶の商売が発展していくにつれて、下関には18カ所の工場が相次いで出現した。「永昌祥」は販売量を拡大し、偽物防止のために、毎回出荷する沱茶の中に、必ずトレードマークつきの黄金色のリボンを包んだ沱茶を一つ入れるようにしている。このリボンを10本集めると、取次販売店で500グラムの茶と引き換えられる。

同工場が生産した様々な茶製品

 今の下関茶工場の前身は「康藏茶工場」といったが、1950年に「雲南省下関茶工場」と改名した。1955年、「永昌祥」「復春和」「茂恒」などは前後して下関茶工場に合併され、生産規模は日に日に拡大していった。羅乃キン工場長の紹介によれば、現在生産しているプーアル茶は、伝統工芸と現代科学技術が結びつき、雲南大葉茶を原料とし、晒青毛茶(最初にあら加工された茶葉)に加工してからより分け、ふるい分け、発酵、蒸す、揉むのプロセスを経て作り出された上等なプーアル沱茶である。この茶は1976年に初めて広州輸出商品交易会に登場したときから、大量の輸出の注文を受けてきた。現在、下関プーアル沱茶は中国の17の省、自治区及び香港、マカオ、台湾地区で販売されているほか、ヨーロッパ、アメリカ、日本などにも輸出されている。

 「人民中国」より2007年10月11日 

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