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株式指数先物導入の影響? 専門家
発信時間: 2007-11-12 | チャイナネット

常教授は、株式指数先物の導入後には上場会社の構造的分化が進み、株式市場の運営がさらに安定的かつ健康的になると指摘する。先物の対象となる指数は上海、深セン市場の代表銘柄で構成する「滬深300指数」が最も代表的で影響力を持つ。株価指数先物の導入後、組み入れ銘柄とそれ以外の銘柄では企業の発展チャンスに違いが生じる。優良銘柄が注目を浴び、「強い者は常に強く、弱いものは常に弱い」という構造的な分化が進む。

常教授は、整理が進んだ中国先物市場は既に最も透明で、最も開かれ、最も管理体制が行き届いた市場になったとみる。大口投資家による市場操作の可能性はほとんどなく、インサイダー取引も発覚しやすい。常教授は株価指数先物の導入後には、さらに管理監督体制を強化し、インサイダー取引を根絶する必要があると指摘した。現在は投資家教育が最も困難な任務であり、関係部門、機関がリスクについて十分に説明する必要がある

「人民網日本語版」 2007年11月12日

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