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広州モーターショーの市場へのシグナル
発信時間: 2007-11-27 | チャイナネット

头牌之争—本田第八代雅阁VS丰田凯美瑞

第8世代アコードの発表に立ち会った広州ホンダの大河原栄次総経理(右)と付守傑常務副総経理(左)

 

头牌之争—本田第八代雅阁VS丰田凯美瑞

広州国際モーターショーで初めて公開された第8世代アコード

 

第5回広州国際モーターショー写真集

第5回広州国際モーターショーは26日閉幕した。2007年の国内での最後のモーターショーとして、市場に明確なシグナルを送ることになった。

今後1年間、国内自動車市場は高級スポツ型乗用車、中高級乗用車、コンパクト乗用車および中級SUV車をめぐって熾烈な戦いが繰り広げられることになると見られている。

今回のモーターショーで、最も人の目を引いたのは、広州ホンダがまもなく国産化する第8世代アコード。第8世代アコードはデザイン、外観などの要素で、再び中高級乗用車市場の覇者の座を奪還することができると見られている。

そのほか、北京ダイムラー汽車の新世代C級乗用車は来年国産化が実現し、華晨BMWの新3シリーズの新モデルが登場することに加え、アウディ新世代A4の国産化も予定されており、中高級乗用車市場における高級スポーツ需要者も自動車市場の値下げ圧力となっている。

来年のコンパクト車市場にも、大きな動きがあり、マツダ2乗用車、一汽トヨタの新ヴィオス、広州トヨタのヤリス(YARIS)など国際競争力のある車種が市場を揺るがし、自動車の値下げ競争に拍車をかけることになろう。

「チャイナネット」2007年11月27日

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