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サブプライム問題、中国製品を直撃
発信時間: 2007-11-27 | チャイナネット

影響が米消費市場に拡大

米サブプライムローンの焦げ付き問題で同国の消費市場は冷え込みの兆しを見せており、米国を主要輸出先とする中国企業も影響を受けている。中国経営報が伝えた。

民間調査機関のカンファレンス・ボードが発表した今年10月の消費者信頼感指数は前月の99.5ポイントから95.6ポイントに低下し、2年ぶりの低水準となった。

オフィス用品小売大手ステイプルズの仕入れ担当者は、「最初に影響を受けるのは米国の小売業者だ」と述べた。同社は売り上げの伸びで市場予想を下回ったため、株価は下落傾向を示した。

米国ではほとんどの小売業者が影響を受けている。ディスカウントストア業界2位のターゲットは、消費冷え込みによる衣料、家庭用品の売り上げ減で、7~9月業績に前年同期比4.4%の減益を記録。百貨店のシアーズ、家庭用品大手のホームデポの株価も下落している。

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