北京鴻訊物流有限公司の参入に伴い、北京空港物流基地内の企業は260社に達し、国内で最大の企業数と貨物取扱量を擁する空港物流基地となった。
北京空港物流基地園区入居企業の約半数は、日本郵船やドイツ・ルフトハンザ航空など世界500強企業6社を含む国内外の有名企業で、数だけでなく規模も大きい。「北京日報」が伝えた。
今年1~10月の同基地から税収額は、前年同期比43.1%増の14億4500万元、国内の各空港物流基地でも上位に入った。
空港物流基地開発センターの張東民・総経理によると、空港物流基地と隣接する首都空港が共同で設立する航空貨物輸送大通関基地は現在、急ピッチで建設が進められているという。国際エクスプレスセンター、エアカーゴステーション、監督管理倉庫、第一期税関総合オフィスビルは来年上半期にオープン、中国で唯一の空港に委託設立される保税物流センター(B型)も運営をスタートする予定。
首都空港にある航空貨物輸送基地、輸出加工区、保税物流センター(B型)の機能的強みを十分に発揮させる目的で、関連部門はこれら3施設を統合して「北京空港総合保税港区」として登録を申請する計画で、実現すれば企業も最大限の優遇政策を受けられる。
「人民網日本語版」2007年11月29日 |