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銀監会主席:相対的に低い中国の株価上昇率
発信時間: 2007-12-14 | チャイナネット

「証券時報」によると、中国銀行業監督管理委員会の劉明康主席は10日、経済誌「財経」主催の「財経年会2008:予測と戦略」に出席し、「中国の株価と不動産価格の上昇は、国内の金融システムにおける過剰流動性による一定の影響を受けた」と指摘した上で、「経済の高度成長期に社会における資産収入が上昇するのは普遍的な傾向だ」との見方を示した。

 劉主席は「例えば、2003年以降、世界は新たな景気拡大局面に入り、多くの国の資本市場が大幅な上昇を示した。03年初めから今年11月末までにロシアの株式は631%、ブラジルとインドの株式はそれぞれ576%、596%上昇した。これに対し、中国A株市場の上海総合指数は325%の上昇で、香港や韓国の上昇率とほぼ並んでおり、中国株式の上昇幅は相対的に小さい」と指摘した。

「人民網日本語版」2007年12月14日

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