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07年の中国経済を振り返る
発信時間: 2007-12-25 | チャイナネット

 マクロ経済(1)

2007年の中国経済を総括すると、全体的にみて引き続き安定的かつ急速に発展する順調な情勢を背景として、マクロ経済が加速傾向から過熱傾向に向かう動きが一層強まり、資金の過剰な流動性、インフレ圧力の増大といった問題が相次ぎ出現した。

これについて週刊誌「瞭望」は大規模な取材を敢行し、07年の中国経済発展のアウトラインを描き出した。

第一に、経済の発展周期からみて、07年はなお上昇ルートにあって安定した高水準の運営を維持した。今年の経済成長は00年以来続く国内総生産(GDP)成長率8~11%という適度な成長レベルでの運営を引き継いだ。中国社会科学院(社会アカデミー)が2008年「経済青書」で示した予測によると、07年のGDP成長率は06年の水準を上回り11.6%に達する見込み。

国務院発展研究センターの張立群研究員によると、こうした現象は、今年はなお経済周期の上昇ルートにあり、GDP成長率が高いとはいえ、経済は引き続き緩やかな上昇プロセスにあることを物語る。今年の月間データをみると、GDP増加率も投資の伸びも、いずれも基本的な安定を保っている。

国家発展改革委員会宏観経済(マクロ経済)研究所の王小平研究員によると、経済は今周期的な繁栄のピークに到達したか、あるいは接近している。経済成長のピークは、年度別にみると2007年で、半期別にみると2008年上半期になるものと予想される。

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