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2007年経済回顧 |
発信時間: 2007-12-29 | チャイナネット |
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M&A(2) ここ1~2年に度々起きた海外資本による国有企業の合併買収(M&A)事件が、経済や産業の安全に対する関心を引き起こした。「外資恐怖」に陥る人もいた。商務部研究院跨国公司(多国籍企業)研究センターの王志楽主任は「中国は現在、経済の安全レベルが比較的高い時期にある。このため経済の安全に対する観念も時と共に進展する必要がある。中国企業は株式の浸透プロセスの中で発展を模索することを学ぶべきだ」と指摘する。 国務院国有資産監督管理委員会研究センターの王忠明主任も「M&Aは大企業を育成するための手段。国内企業はM&Aや企業再編の厳しい経験を通じて、国際的な『達人』から積極的に学び取るべきだ」と話す。 金融関係者によると、企業のM&Aではプライベートエクイティ(PE)ファンドが重要な推進作用を果たした。PEファンドは長期的な資金を提供し、企業とパートナー関係を樹立することができる。投資戦略を改善し、投資リスクを軽減するとともに、企業の統治(ガバナンス)構造を改善し、人材構成を最適化し、上場プロセスを加速させ、M&Aの進展を助けることができる。また産業の全体的プロセスを加速させるだけでなく、中国企業の海外進出を支援することも可能だ。 「人民網日本語版」より2007年12月29日 |
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