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2007年経済回顧
発信時間: 2007-12-29 | チャイナネット

M&A(1)

プライスウォーターハウスクーパース(PwC)がまとめた調査結果報告によると、2007年には中国国内の合併買収(M&A)市場が急速な発展を遂げ、取引量も取引額も昨年、一昨年を大きく上回った。今年1~11月の取引量は06年比18%増加し、05年のほぼ倍になった。取引額は前年比25%増加し、05年のほぼ3倍になった。「経済参考報」が伝えた。

同報告によると、今年の国内M&A件数の急速な伸びは国内資本企業のM&Aによる部分が大きい。今年1~11月の国内資本企業によるM&A取引額は前年比53%増加の506億ドルに達した。

一方で、今年はより多くの中国企業が海外でのM&Aを達成した。中国工商銀行が54億6千万ドルを投じて南アフリカのスタンダードバンクの株式の20%を取得したケース、国家開発銀行が英国のバークレイズ・バンク・ピーエルシーの株式を取得したケース、中国民生銀行が3億2千万ドルを投じて米USBHホールディングスの株式を取得したケース、中国移動通信集団公司がパキスタンの通信キャリア・パクテル社の海外発行株式の89%を取得したケースなどだ。業界関係者によると、中国企業の海外M&Aはまだ一定の規模に達しておらず、米国企業を対象としたM&Aも件数が少ない。

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