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人民元レート
発信時間: 2008-04-15 | チャイナネット

7元突破は何を意味する?

人民元の対米ドルレート中間値が今月10日、7元の大台を突破して1ドル=6.9920元となり、2005年7月のレート形成メカニズム改革実施以来の新記録を更新した。こうして人民元レートは軽々と「6元台時代」に突入した。

年初以来、人民元対ドルレートの新記録更新は31回を数え、上昇率は4.3%を超えて過去最高となっている。06年5月15日に対ドルレート基準値が初めて8元の大台を突破してから、今回7元の大台を突破するまでに23カ月かかったことになる。

05年7月21日に中国人民銀行(中央銀行)がレート改革の実施を宣言すると、人民元の対ドルレートは一時的に1ドル=8.11元まで上昇し、それから現在までの累計上昇率は13.8%に達する。わずか3年ほどの間に、米ドルより人民元の価値が高まったことになる。それでは今回の7元の大台突破は何を意味するのだろうか。マクロ経済全体や国民の生活にどのような影響を与えるのだろうか。――こうした点について考察してみた。 

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