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中国繊維製品輸出「大幅減少はない」専門家予測
発信時間: 2008-01-28 | チャイナネット

中国紡績工業協会の許坤元副会長は、このほど行われた中国の繊維産業について話し合う円卓フォーラムで発言し、「多方面の要因を考え合わせると、2008年には中国の繊維・ファッション製品輸出は2けたの増加率を達成する見込みだが、増加率そのものは07年より鈍化する可能性がある」と述べた。「中国証券報」が伝えた。

許副会長によると、今年は国内繊維製品市場の潜在力が一層発揮され、中国繊維工業の発展にチャンスをもたらすものと予想される。

現在、中国産繊維製品の約80%が国内で消費され、国内の巨大な市場が繊維・ファッション産業の発展に向けた主な動力源となっている。経済の持続的成長に伴い、13億の人口の消費レベルが日に日に向上しており、衣類や家庭用繊維製品の消費量は今後持続的に増加する見込みだ。

国際繊維製品市場をみると、今年の世界経済には不確定な要因があり、特に米国経済の影響を受けるものとみられるが、世界貿易が大幅に縮小することは考えられず、何らかの国際的大事件が起こりさえしなければ、中国の繊維製品輸出が大幅に減少することもないと考えられる。

人民網日本語版」2008年1月28日

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