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中国のサービス貿易に大きな潜在力 商務部
発信時間: 2008-02-03 | チャイナネット

中国サービス貿易協会が1月30日に北京で成立し、同協会のウェブサイト(www.catis.org.cn)も同日にスタートした。商務部の易小準副部長は同協会の成立祝賀式典で、貨物貿易に比べて中国のサービス貿易業は立ち遅れているが、極めて大きな将来性があると語った。

中国サービス貿易協会の会員企業は94社。観光、海上運輸、建築、金融・保険、特許、アウトソーシング、情報サービス、技術導入、対外的な文化貿易など様々な業種をカバーしており、今のところ国内業界協会の中では、カバーする業種が最も多い業界協会の1つだ。

同協会は、対外貿易のモデルチェンジや文化、旅行、運輸など重点業種のサービス貿易発展を促進し、貿易構造の最適化や企業の国際競争力の向上を図ることを目的に設立された。

現在、中国のサービス貿易における輸出額の世界順位は、1982年の28位から2006年の8位に上昇し、輸入額の世界順位は40位から7位まで上昇している。

「チャイナネット」2008年2月3日

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