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多国籍企業、社会的責任への圧力高まる
発信時間: 2008-02-04 | チャイナネット

第一財経メディア有限公司と上海市対外サービス有限公司、零点研究コンサルティンググループが共同で作成した「07年多国籍企業の影響力研究報告」がこのたび発表された。北京や上海など7都市の市民2285人と4都市の企業経営者420人がサンプルとして抽出され、訪問方式による調査が行われたという。「新華網」が伝えた。

同報告によると、多国籍企業の優れた点として中国の市民がもっとも重視しているのは、長期にわたる力強い競争力。一方、突発的な社会問題の発生時における対応の仕方を重視するとの回答は減少した。企業の影響力と密接な関係のある社会貢献や親しみ深さなどの項目では、多国籍企業にはまだ改善の余地があることがわかる。

多国籍企業の社会的責任も重視されるようになり、企業が行う社会貢献活動には高い評価と好感が持たれている。反対に企業の独占行為や汚染源の中国移転行為などに対する反感は高まっている。

多国籍企業は中国で大きな影響力を保持していると同時に、突破しなければならない困難にも直面している。多国籍企業が中国での影響力をいっそう高めるためには、より一層の努力が必要だ。

「人民網日本語版」2008年2月4日

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