国土資源部がまとめたデータによると、2007年、中国で行われた17種類の主要鉱物資源地質調査で、新たに62カ所の大規模な鉱物資源産地が発見された。
2007年末までに行われた、石炭、石油、天然ガス、鉄、マンガン、銅、鉛、亜鉛、ボーキサイト、タングステン、モリブデン、金、銀、燐、錫など、17種類の主要鉱物資源の地質調査の結果、62カ所の産地が見つかった。中でも冀東南堡油田、大慶古竜油田、長慶姫源油田の3つは億トン級油田、吉林長嶺、長慶神木、四川広安、タリム大北、北方淞南の5つは300億立方メートル以上のガス田で、埋蔵量10億トンを越える炭鉱は14カ所見つかった。
新しく加わったボーキサイト鉱区は、貴州省務川コーラオ族・ミャオ族自治県瓦厰平ボーキサイト鉱区、雲南省丘北飛尺角ボーキサイト鉱区、河南省陝県柿樹溝ボーキサイト鉱区の3カ所、金鉱は、甘粛省文県陽山鉱区帯安壩南部金鉱、陝西省鎮安県丘嶺砿区東溝金鉱、黒竜江省漠河県砂宝斯金砿、吉林省白山市金英金鉱の4カ所だった。
データでは、2007年、中国で新規判明した鉱物資源埋蔵量は大幅に増加した。中でも石油は12億3500万トンで、2006年の新規判明埋蔵量の9億4900万トンより30.1%増え、1995年以来、2回目の新規判明埋蔵量10億トンを突破(2004年は1回目の10億トン突破)した。天然ガスの新規判明埋蔵量は6178億立方メートルで、中国初の6000億立方メートルになり、石炭実施調査探査による新規判明埋蔵量は448億トンだった。
「チャイナネット」2008年2月2日 |