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中国は資本輸出時代へ(2)人民元上昇も原動力に
発信時間: 2008-02-20 | チャイナネット

商務部が発表した「2006年度中国対外直接投資統計公報」によると、2006年の中国の対外直接投資のうち、合併買収(M&A)によるものが約4割を占めた。中国企業の海外進出は政策的支持を得ており、第11次五カ年計画にも海外進出戦略が組み込まれた。

人民元の対米ドルレートの継続的上昇は、中国企業の国際M&Aの進展と切り離せない。レート上昇を受けて企業はより少ない人民元投資で海外資産を購入できるようになり、企業のM&Aコストが低下した。だが実際には、人民元レート上昇は中国企業の海外M&Aで触媒の役割を果たしているに過ぎず、企業の自信に満ちた海外進出を主導しているのは、やはり利益、市場、技術などに対する必要性だ。

事実、人民元が上昇する以前の2003~05年にも中国企業の海外進出は年を追って増加している。海外M&Aにかかった費用は03年が28億ドル、04年が約70億ドル、05年が140億ドルと年々増えている。

「人民網日本語版」2008年2月19日

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