ホーム>>経済>>視点
中国は資本輸出時代へ(3)世界市場進出は必然的選択
発信時間: 2008-02-20 | チャイナネット

英国フェランティ社の馬媛媛プロジェクトマネージャーは次のように話す。中国企業の世界市場進出は時代の趨勢だ。先進国の企業が中国やその他の市場に積極的に進出するのと同様、各地域で市場シェアを拡大し、より高い利益とより新しい利益成長点を追求することは、一定規模に達した企業が常にたどる道のりだ。

馬氏はまた次のように述べる。生産コストが絶えず上昇し、人民元の対米ドルレートが継続的に上昇し、輸出増値税(付加価値税)の還付率が相次ぎ引き下げられたなどの要因により、伝統的な輸出企業の利益率が低下を続けた。こうした企業はより高い利益を追求するために、単純な加工型製造業による利益では満足せず、より川上の分野へ移行することを目指している。具体的な取り組みとしては▽海外で事務機関を設立して中間コストを削減し、最終的顧客と直接的な売買関係を構築する▽海外の輸入企業や販売企業を買収し、海外販売ルートを直接管理する▽海外有名ブランドを買収し、ブランド効果を利用して利益を高める――ことなどを行っている。

「人民網日本語版」2008年2月19日

  関連記事
  同コラムの最新記事

· 中国は資本輸出時代へ(3)世界市場進出は必然的選択

· 中国は資本輸出時代へ(2)人民元上昇も原動力に

· 中国は資本輸出時代へ(1)世界に羽ばたく中国企業

· 互恵協力の5年間 中国対外開放の10の重要な出来事(3)

· 互恵協力の5年間 中国対外開放の10の重要な出来事(2)