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経済学者の「両大会」への期待
発信時間: 2008-03-03 | チャイナネット

▽挑戦に直面する中国の金融競争力

「今年の両会(全国人民代表大会と全国政治協商会議)は改革開放してから30年間の経済発展の成果や論理、経験を総括するよい機会となるだろう。」中国国務院発展研究センター金融研究所の巴曙松副所長はこのように述べている。

巴副所長は次のように述べた。

中国の金融業と資本市場は今後新たなチャンスに直面するだろう。欧米の経済発展がペースダウンする時こそ中国の資本輸出のチャンスだと多くの学者が考えている。しかしどのようなチャンスを選び、どのような投資構造で、どのような投資戦略を実施するか、いずれも避けては通れない課題だ。

今後の5年は次期の政府の知恵を試す5年となるだろう。中国の金融、保険、証券市場は現在徐々に開放されているが、全面的に開放された市場環境の下では中国の銀行、保険、証券機関の競争力は大きな挑戦に直面することになる。中国政府は今後金融革新のリスクと責任の再評価に直面することになるが、金融革新の力と効率をどのように生み出すかが次期の政府の解決すべき重要な課題になるだろう。

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