過去一年間に半数が日常的に利用
2003年5月、北京の地下鉄車両にオンラインショッピングサイト「淘宝網」の広告が登場した。当時の淘宝網は数あるショッピングサイトの一つでしかなく、今日のように伝統的な小売業に対する脅威になることを予測できた人はいなかった。「中国青年報」が伝えた。
新生代市場モニタリング機関が行った調査によると、2007年、ウォルマートやカルフールといった大規模小売店舗1店当たりの一日当たり平均来客数は1万5千人未満にとどまった一方、淘宝網の一日当たり閲覧者数は約900万人に上った。こうしたことから、オンラインショッピングは伝統的なショッピング方式に取って代わるといえるだろうか。「中国青年報」社会調査センターがこのほど騰訊網と共同で行ったオンライン調査(回答者7115人)によると、回答者の54.4%が過去一年間に日常的にネットショッピングを利用したと回答し、45.5%が今後5年間でネットショッピングは実際に店舗を見て回るスタイルに代わり若年層のショッピングの主流スタイルになるとの見方を示した。「Netguide2008中国インターネット調査報告」の市場分析によると、2007年の中国のネット利用者のネット消費総額は3988億元に上り、今年は5815億元に達することが予測される。
「人民網日本語版」2008年4月1日 |