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世銀、08年中国経済成長率予測を下方修正
発信時間: 2008-04-02 | チャイナネット

世界銀行は1日、今年の中国国内総生産(GDP)の成長率を、2007年の11.4%から9.4%に下方修正した。

世界銀行駐中国代表所の首席経済学者は、世界銀行が2008年の中国経済成長率の予想を下方修正したのは、ここ2カ月の世界的景気減速傾向の強まりが主要な原因だと話す。

米国の景気後退及びその世界経済への影響の拡大、世界的な原材料や食品価格の高騰、国内のインフレリスクの増大などは、現在の中国経済が直面する主なリスクだという。

世界銀行はレポートの中で、米国の金融不安やそれがもたらす世界経済の低迷により、2008年の東アジアの発展途上国GDP成長率は1~2ポイント押し下げられ、約8.5%にとどまるだろうとしている。

また東アジア諸国の政府にとって今のところ最も大きな挑戦は、食品と燃料価格の上昇によるインフレ反応だと警告している。これは貧困な人たちにとって重い負担になる可能性が大いにあると指摘している。

また東アジア、特に中国はますます世界経済の牽引役になり、世界主要工業経済体の成長減速に対抗する上で大きな力となっているとしている。

「チャイナネット」2008年4月2日

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