「中華人民共和国税関企業分類管理弁法」が4月1日より正式施行された。同「弁法」によると、今後、高い法遵守率を誇る企業については、通関手続きの簡素化が約束され、企業は通関に関わるコストを削減できる。

新「弁法」では、従来のA・B・C・Dの4つの管理区分に加え、新たにAAクラスを設けている。税関当局は今後、企業の法律法規、税関規則、関連社内規定・経営管理状況、および税関による監督管理、統計記録などに基づき、5段階にわたる管理区分を実施、関連企業に対し、評価と分類を行う。

税関総署関連責任者によると、AAおよびAクラス企業については、「所在地での通関、税関での検査・通過」などの通関優遇措置を享受可能となる。AA企業については全面的な信頼の下、一般的には今後、貨物の開梱検査が免除され、さらに通関事務における各種問題の解決サポートのため、専門人員の派遣も受けられることとなる。

「人民網日本語版」2008年4月2日