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人民元為替レートの上昇、輸出企業に大きな試練
発信時間: 2008-04-09 | チャイナネット

浙江湖州二軽機械総廠技術開発部の柴建成部長によると、年初以来、企業は人民元の加速的上昇圧力に直面せざるを得なくなっているとし、「インドの顧客は私たちの価格リストの変更ペースが速くなっていることに一貫して不満だ。以前は私たちのような機械電力設備の輸出価格リストは3~5年に一度調整するくらいだったが、今では少なくとも年に一度は調整が必要になっている。仕方がない。そうしなければ利益が出ず損失が多くなる」と話す。

柴部長によると、機械電力設備の輸出業界では、機械1台ごとに計算すれば利益率は平均約30%と高く、人民元レート上昇後も一定の利益が見込めるが、上昇ペースが加速を続ければ、貸付金の回収周期も長くなるので、現在進行中の契約では1ドル=6.5元程度のレートで計算し、オファー値を出すことになるという。

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