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1979年以降の中国の給与所得の変化
発信時間: 2008-04-11 | チャイナネット

03年~現在の第四期

2002年以降、中国経済は再び力強い成長に転じた。この時期の中国経済の持続的急成長で指摘しておかなければならないことは、これは周期的で短期的な現象ではなく、中国経済がその内部で改革開放により推進される持続的急成長の勢いを回復させたためだということだ。その主な要因として、(1)世界の経済情勢の好転。2001年12月11日の中国の世界貿易機関(WTO)加盟(2)1997~2002年に行われた国有系企業、集団所有制企業の制度改革により民間企業が急速に発展し、郷鎮企業に代わる中国経済の重要な推進力の一つになったこと(3)重工業の成長が加速し、軽工業に代わる工業成長を推進する中心的パワーになったこと――が挙げられる。

経済の持続的急成長は雇用の好転をもたらし、農業の余剰労働力の移転が加速段階に入った。06年末現在、農業労働力が労働力全体に占める割合は45%を割り込み、物価は05年以降急速に上昇した。こうしたことは、過去2年間の給与所得の急速な伸びを説明するものだ。

「人民網日本語版」2008年4月11日

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