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広州交易会 輸出企業の変化
発信時間: 2008-04-17 | チャイナネット

利益薄は大勢の赴くところ

華立集団有限公司の王氏は、電気メーターの輸出を担当している。同氏によると、電気メーター国際市場は基本的に中国企業が独占しており、外国企業は中国まで買付に来る必要があり、競争圧力は国内の競合他社からもたらされるという。同氏は一方で、各社の利益薄は大勢の赴くところとなっている事実も認めている。しかし、自社製品の付加価値が高いことから、リスク対応能力は他社より高いと認識している業者もあった。

展示ブース数は増えたものの、今回の広州交易会は前回の交易会を超えるものではないことを大部分の出展企業が感じ取っている。呉氏は、厳しい輸出情勢以外に、安全検査が厳しくなったことで、参加を見送った顧客もあると指摘する。

業界専門家によると、大部分の仕入業者は広州交易会初日(15日)、かなり多くの出展商品を見て回ったが、契約に至ったものは少ないという。今回の広州交易会の成約状況が輸出のターニングポイントを具現するかどうかについては、もう少し成り行きを見る必要がある。

「人民網日本語版」2008年4月17日

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