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招商銀行、香港過去最大規模の銀行買収に成功 
発信時間: 2008-06-04 | チャイナネット

中銀国際証券有限公司の事前の研究レポートによると、過去において、大型の香港上場銀行に対する買収価格は、PBR(株価純資産倍率)2.5倍から3.1倍が一般的であった。また他の情報によると、大陸部の監督管理部門はかつて、工商銀行、招商銀行に対し、永隆銀行の買収価格はPBR2.85倍までに抑えるよう意図を示していた。ブルームバーグのデータによると、香港の上場銀行18行の平均PBRは2.3倍にとどまっている。そうすると、今回、招商銀行が買収にかけた金額は巨額といえよう。

初歩の予測では、招商銀行の永隆銀行の発行済み株式53.1%の買収総額は172億元とされ、招商銀行はその対価を現金で支払う予定である。ある情報によると、この度の買収が完了後、招商銀行は、永隆銀行の株主に対し全面的な買収を行う予定だ。一株あたり156.5香港ドルとして計算すると、永隆銀行の完全買収には、360億香港ドルを超える対価が必要となってくる。

「人民網日本語版」より2008年6月4日

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