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五輪記念グッズの投資、収蔵価値は?
発信時間: 2008-06-13 | チャイナネット

収蔵品のその価値については、その希少性、すなわち発行量と普及量を推し量る必要がある。現在、多くの五輪収蔵品の発行量は50万~100万部の間であり、発行量10万部以下の物については収蔵価値の高い稀少品といえる。業界関係者によると、一部発行機構については発行量を偽りその希少価値を上げようと企む可能性もあり、収集家はできれば複数の販売店を廻り、偽物販売が横行しているとわかった場合、その商品への投資を再検討する必要がある。

また、収蔵品の製作精度についても注意が必要となる。製作精度が緻密であればあるほど、文化的価値が高まり、収蔵価値はより高貴なものとなる。

収蔵価値とは記念的意義ではなく、価値の保存であり、また価値の上昇を期待するものだ。多くの特許製品は単に一般大衆の需要を満たすだけの物であり、収集対象とはならない。例えば発行量が無限のマスコットなどについてはいずれも収蔵価値はないといえる。

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